私たちの空手
私たちの空手
私たちが修練する武道空手には、主に「型」と「組手」の二つの柱があります。
私たちが修練する武道空手には、主に「型」と「組手」の二つの柱があります。
型とは、突き・蹴り・受けなどの基本技を組み合わせたもので、演武者は決められた順序に従い技を繰り出します。
型の目的は、技をより実戦的に使えるよう鍛錬することです。茶帯や黒帯になると、まるで目の前に相手がいるかのような迫力ある型を演じることができるようになります。
型の一つひとつの動きには、相手との闘いを想定した意味があります。例えばこの写真は「鷹舞の型」の一幕です。
相手の上段追突を右手で受け、それをつかみながら引っ張り込むと同時に左下段払いで相手の膝を強打して、相手を投げ飛ばす場面です。
相手の上段への急襲に対し、その勢いを利用しつつ逆に相手を投げ飛ばす豪快な技です。このように、型はすべての動きが相手との闘いを想定しており、型の修練を通して技術だけでなく、闘う心も養います。
空手を身につけても、いざというときに突きや蹴りを正確に当てられなければ意味がありません。
護身武道空手部の組手では、防具を着用し、突きや蹴りを実際に当てる形式で練習を行うため、安全性を確保しながら実戦的な技術を磨くことができます。
最初は全員が突き・蹴り・受け技といった基本技の反復練習を行い、基礎をしっかりと身につけます。その後、段階的に防具を着用した組手練習に進み、実戦さながらの技術を習得していきます。
組手練習・組手試合については、女子部員は希望者のみが挑戦する形式をとっているため、不安を感じることなく安心して練習に取り組むことができます。